市民協働で創るまちづくり

白山市の「まちづくり」に対する方針

 白山市の「まちづくり」に対する方針 白山市の人口は2005年(平成17年)の合併以降11万人前後を維持していますが、地区や町内会単位では、人口減少や少子高齢化、核家族化が進み、地域活動の継続が心配されています。また、温暖化による、大規模な自然災害や地震などへの備えも差し迫っており、社会の生活スタイルの多様化も加わって、今後の安全安心な市民生活を維持するためには、行政の力だけでは不足することが予想されます。このため、白山市では、市民と行政が協働で将来にわたって安全安心な生活を維持するための仕組み作りが必要と考え、この事業を展開する方針となりました。

蝶屋地区の現状と将来

蝶屋地区の人口の推移

 [平成17年から令和4年推移]
 蝶屋地区でも少子高齢化が進んでいます。総人口は平成20年をピークに減少方向です(-5%)。高齢化率は17年前の14.2%から、現在23.6%(+9.4%)となっており、高齢化が進んでいます。又20%あった子どもの割合は11.3%と半減して、今は後期高齢者人口と同等になっています。市全体では子供は13.2%、高齢化率は28.4%となっています。
今後ともこの傾向は進むと予想されます。

蝶屋地区の世帯数と人口の推移

 グラフのように人口減少の中、世帯総数が増加しており、核家族化が進行していると思われます。老夫婦だけの世帯とか一人暮らしの世帯が増えている事が分かります。又核家族化により今後とも空き家や、無管理の空き地も増えていく事になると予想されます。

人口増減と高齢化率状況

 [平成17年→令和4年]
 蝶屋地区の各町の人口の増減と高齢化率はグラフの様になっています。
高齢化率は平均では23.6%ですが、一部の町では30%から40%近くの町もあり、また人口の増減も町によって大きな差異があります。地区全体としては白山市平均よりも高齢化は少ないのですが、この先10年後には平均で30%を超えるようになると予想されます。

蝶屋地区のこれまでの取り組み

以上のような状況の中、蝶屋地区では校下区長会を中心に、この「市民協働のまちづくり事業」に対して、白山市よりの要請もあり、事業のモデル地区として、「新しいまちづくり」を進めて行こうということになりました。令和2年度より校下区長会をはじめ、地区社会福祉協議会や健老会など主要な団体の皆さんを中心として、公民館も加わって、取り組みが始まりました。

設立の経緯

まちづくりの組織

役員組織

会長のご挨拶

 日頃より、蝶屋まちづくり協議会の活動に、ご支援ご協力いただきましてありがとうございます。昨年度は公民館とも協力の上、令和6年のコミュニティーセンターの設立に向け、まちづくり活動を進めてまいりました。おかげ様で、皆さんの多くのご支援ご協力があり、まちづくり組織としての基礎固めができた年でありました。

 差し迫った少子高齢化時代に対応して、地域で何とかお互いに助け合って、安全安心な生活が今後も送れるよう、本年もさらに、まちづくり活動を充実させていくつもりでありますので皆様の一層のご支援ご協力をお願いいたします。

蝶屋まちづくり協議会  会長 宮川宏文

蝶屋まちづくり協議会の構成

*篠田 純一氏は監事と団体代議員を兼務、小寺 盟氏は相談役と団体代議員を兼務

部会